2019.09.09
9月9日は重陽の節句です。
- The day of the light -
それは1999年9月9日朝9時9分(クスコ時間)。
地球の創造主が地球を丸ごと光で祝福する日、The day of the light。
その特別な日の情報は、その前年12月にマチュピチュに行った時、クスコで画家のご夫妻からもたらされました。
そのご夫妻は少し前から宇宙からの情報をたくさん受け取っており、ご縁のある人々にそれを伝えているとのことでした。
シャーマンガイドのファティマにご夫妻の話を聞いてぜひお会いしたいとクスコの街中にあるご自宅に伺いました。とても謙虚で素敵なご夫妻でした。
1999年9月9日9時9分
地球の進化を促進させるために、宇宙から光のサポートが入る日。これを日本に伝えてほしいと言うことでした。(インカ時代、クスコという町は"宇宙の中心"と言われていました。Cuscoとはおへそと言う意味だそうです)
日本に戻った私たちは1999年9月9日のこの日に幸せな集いを開いてみんなで一緒に宇宙からの光の祝福を受けましょうと企画することになりました。
クスコ時間で朝9時9分ですから、日本ではその日の夜の11時9分。
夜の集いだからみんなが宿泊できる場所ということで、海の見える丘の上の素敵な施設に会場を決めました。当時はスパウザ小田原、今はヒルトン小田原となっている自然の美しい場所です。
その頃はSNSもありませんでしたから、1人ずつ仲間に声をかけて知り合いの人たちに呼びかけ100人のイベントになりました。
その集いはお昼過ぎに集合、友人のウォン・ウィン・ツァンさんのすばらしいピアノのコンサートで始まりました。ウォンさんのピアノ曲はNHKの「心の時間」「家族の肖像」のテーマとしても有名です。
その後、ステージでスペシャルゲストの日木流奈さんと私の対談もありました。当時9歳だった流奈さんは"奇跡の詩人"として NHKのドキュメンタリーにも取り上げられました。重度の脳障害でしたがお母さんを介して文字盤で宇宙のことなど話をしてくれました。
夜11時9分にはみんなで広い芝生の庭に出て丸くなって"光の祝福の日"のお祝いができたらと思っていました。
ところが皆で和気藹々と会食をしている最中に急に雨が降り出し、たちまち外は大雨になりました。
当時のスパウザ小田原の担当の方がとても協力的で、困惑している私たちのために急遽、時間外であったのですが 半地下になっている併設のテニスコートを特別に解放してくださいました。
食事の後 100人はテニスコートに移動しました。その特別な時は姫路の普門寺の女性住職、藤本恵佑さまに般若心境を上げていただくべくお願いしておりました。
テニスコートの人工芝の真ん中に蝋燭の灯、その周りに輪になって座り、恵佑先生の美しい声で般若心経が唱えられました。
厳かで感激の瞬間でした。
地球に生きる私たち一人一人は宇宙に守られている、と実感した瞬間でした。
お経は詳しくないクリスチャンの私ですが その時の般若心経はやけに長いお経だと思いました。
やっと最後までたどり着いた時、恵佑さまは一度ではお経を終えることができず、4回ほど重ねてお経をあげられたそうです。それほど大きなエネルギーが動いていたのだと思いました。
お経が終わって皆が我に戻った時、子どもが言いました。「あっ、虫の声が聞こえる!」
お経が始まるまでザーザーと降っていた大雨は、お経が終わったときにはすっかり晴れあがり、秋の虫の声が大きく聞こえてきました。
その天候の変化に、まさに宇宙とつながった気がして心が震えました。
我先にホテルの建物から出てみると頭の上には満天の星空が…
なんだか全てが映画の1シーンのようで 感激感動で、興奮してロビーで語り合っている私たちに、お母さんの膝に座った流奈くんが文字盤を通して一言。「そんなことで驚かないで。これからはそういうことがたくさん起こるから」と。
目の前の出来事に一喜一憂していた大人たちは一瞬にして我に帰りました。
不思議なことが当たり前のように起こる、あぁそういう時代が来るんだ、と改めて思ったのを思い出します。
ちょうど20年前の9月9日の出来事でした。
あれから20年、地球はどう変わってきたきたでしょうか。人間はどう進化してきたでしょうか。
いろいろ思いを巡らせる今宵。
今、私たちの目の前に起こっている事は全てポジティブ、ハッピーな事とは言えませんが、でも地球全体が光で包まれた20年前のあの夜以来、地球は確実に進歩、進化していると思います。
そう思うとこれから起こることにワクワクしながら、次の目標、2030年に向かって歩いていけます。
ところで20年前のあの日、小田原に集った100人のうち何人がこの投稿を見てくださることでしょう。
もしいらっしゃったら、絆がまたつながりますように。
地球は、そして人類は、間違いなく光の方向に歩いています。それを信じて明日の1日もしっかり過ごしていきます。