ソーシャルファシリテーター 中野 裕弓 オフィシャルウェブサイト


今月のごあいさつ

#004 2008.09

カウンセラー 人事コンサルタント 中野 裕弓

「喉もと過ぎれば熱さを忘れる」ごとく、あの暑い夏はいつの間にか私の中では過去の遠い思い出になりつつあります。  それにしても私たちはよく乗り切ってきましたね。
身体にも心にもねぎらいの気持ちで接したい心境です。

シンクロニシティという事象があります。
“偶然”、”たまたま”に見える現実、でもそれは自分の心の奥でしっかり目の前に引き寄せた現実、ということです。  日本語では「意味のある偶然」とか「共時性」と訳します。

NHKの深夜の番組で歌舞伎の12代目市川団十郎さんのインタビュー番組を見ました。
”たまたま”見たのですが、私にとって必要なメッセージがたくさん入っている70分でした。
こういう”たまたま”の共時性はうれしいですね。
彼の歌舞伎、伝統についての見解も深いものでしたが、特に2004年に大病をされてから以降の生き方、ものの考え方には深く感じ入るものがありました。
「現代の医学があってこそ、命を長らえることができたのだから、それ以降は楽しい”おまけ”の人生だ」とおっしゃっています。
確かに人は誰でも命に限りある存在、でも通常は特にそうとらえてはいません。
でもそれを確認することがあった後は生き方が極まるのだと思います。
こういう根本的なことに気づく前と気づいた後では、想いの方向性や疑問や悩みの質が全く違うのでしょうね。
もうひとつ印象的だったのは「世の中は拡大志向だけれど、大きくする方向だけでなく、時には小さくすることも大事」ということ。
ここにも私の中の心のスイッチが反応して、もっと深く伺ってみたい気がしました。

最近、自分の周りのさまざまな事象が、かなり積極的に、そしてかなり加速度的に私の根本に何か働きかけている気がします。
目の前のことだけでなく、テレビの中の出来事や、遠く海外での出来事でさえ、「他人事」、「対岸の火事」ではなく、まるで私に何かを気付かせるために仕組まれているように感じます。

インターネットなどで情報量が膨大になり、広い地球はどんどん自分の身近になってきています。
北京オリンピックではONE WORLD をうたっていましたね。
地球温暖化など、一国の問題を超えてみなで取り組まなくてはならないことも多くなってきました。
とてもいいことだと思います。 世界が一つになって知恵を出し合うチームワーク、グループワークの時代なのです。

そんな中、2001年に原本を訳した「100人の村」を今一度、新しい角度から見てみようという気になっています。
地球に生きる私たちが、命を当然のことと思わずに、神様から頂いた「おまけ」と受け止め、楽しむ方向に動き出したら・・・  わくわくしてきました。
秋の夜長、月を眺めてそんなことゆっくり考えてみようかしら。

ろみ



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